本読みの芋づる

芋づる式読書日記。

2025-12-01から1ヶ月間の記事一覧

50.『しょぼくれおかたづけ』

THE W2024王者、にぼしいわしの伽説いわしさんのエッセイ『しょぼくれおかたづけ』を読んだ。 きっかけは今年のTHE Wの後、「舐められていると思って悔しかったから書きました」といういわしさんの言葉と共にXに流れてきた「たくさんの蝶々が飛んでいる」だ…

49.『ハルシネーションの庭』

私はどうやら感覚や感情が先にあって、それから人格ができると思っていたらしい。 人格だけあって感情や感覚がないアンドロイドというのが、一体どういうことなのか理解できなかったから。 人格しかないアンドロイドが感覚や感情を学んでいくのが逆転現象の…

48.『小麦畑できみが歌えば』

関かおる『小麦畑できみが歌えば』を読んだ。 憧れのあの子が同志になるまでの物語で、伏線回収されてしまう息苦しさやすべてのものに意味がなくてはいけない窮屈さ、他者を納得させる強い動機やバックグラウンドがないと生き残れないという物語強者生存の論…

Log9 メリーゴーランドとジェットコースター

某月某日 『蝶のしるし』2編目の「別の生活」を読む。 つ、つらい!こういうあり得たかもしれない生活や人生を見せられるのが1番つらいよ!残酷だよ! もう若くないけど年寄りでもないし、あり得たかもしれない人生への想像力は枯れてないし、諦めもついてい…

Log8 本はタイムマシン

某月某日 『百年文通』を読む。 不思議な机を通して大正時代の少女と文通をする話。 終盤に差し掛かってきたあたりで、虫が挟まっていてギョッとする。次読む人がギョッとしないように、あんまり触りたくないけど嫌だけどティッシュでとる。 この虫は前読ん…