最近独立系書店とか、棚貸し系書店に行くとZINEが置かれていることが多くなった。
そのだいたいがエッセイだ。
そういうの見る久しぶりにエッセイ読みたいなーとなって、いろいろ立ち読みしてみるんだけど、なんかいまいちハマらない。
エッセイで多いジャンルが食べ物系と旅行系。そういうエッセイはちょっと敬遠してしまう。
これは共感してもらえるかわからないけど、「食べたいなぁ」とか「行きたいなぁ」と思うのがなんだかしんどい。
叶えようと思えば叶えられる、そうした小さな願望を抱え続けるのってなんだかしんどい。叶えちゃえばいいんだけど、時間とか体力がない。他にもやりたいことがあるのに、どんどん願望だけ増えていって追いつかないのがしんどい。
だからなかなか食べ物系エッセイ、旅行エッセイには手を出せない。
だけどエッセイは読みたい。エッセイって難しい。選ぶのが。
好きなエッセイには石田千や石井ゆかり、さくらももこのものがある。
こうしてみると日記系とか思い出系が多い。
あと『日々ごはん』シリーズの高山なおみとか。料理家が書くエッセイだから料理の話やレシピは出てくるけど、そこはなぜか上手くスルーできる。しっかりとした日常がベースにあるから、その一部という感じがして、上手く紛れているからだろうか。
エッセイが読みたいなぁ。地味な日常系のやつ。人の日常を覗けるようなやつ。
旅とか留学とか食べ物とか自伝的エッセイとかじゃないやつ。
小説読みたいなぁと思って書店に行けば、読みたくなるような小説は山ほどあるのに、エッセイ読みたいなぁと思って書店に行っても、読みたくなるエッセイが見つからずに彷徨った末、なにも収獲がなく帰ってくる。
だいたいエッセイが読みたい気分の時は疲れていることが多い。だからちょっとでも引っかかるところや馴染まないところがあると受付けないというのもあるだろう。
エッセイは難しい。