ALL REVIEWS 書評ライブ読書会に行ってきた。
講師は瀧井朝世さんゲストは島本理生さん課題本は『ファーストラヴ』。
ずっと候補に入っては落選を繰り返していた島本さんならではのお話が聞けたことが面白かった。
『アンダスタンドメイビー』で受賞できなかった時は、その後3年間受賞する夢を見続けたり、
『夏の裁断』は自信があるからきっと受賞できると思っていたのにできず、その後「純文学は卒業します」とツイートしたり。
ほんとに島本さんにしかできない稀有な経験。
賞の呪縛から解き放たれた島本さん、今後は川上弘美さんの『センセイの鞄』のようなゆるりとした恋愛小説を書きたいそう。
文体を変えて、文章の速度を落として、寝る前にゆっくり読めそうな小説を。
これまでは1作1作、勝負作にしないといけないから力が入った作品だったって言っていて、ほんとに賞が欲しくて獲りにいってたんだなぁと。獲れてよかったなぁと。
島本さんのこれからが楽しみです。
そして明日は「第3回はじめての海外文学スペシャル」。
去年も参加してすごく面白かったので今年も!
でも去年このイベントで買った『短篇小説日和』を読めていない。
『ぼくが死んだ日』の方は読めたんだけど。
読み終わるまでは家に帰ってはならんの刑に処そうかと思ったけど、疲れたので帰ってきちゃった。
今から読みます。きっと明日会場に着くまでには読み終えられるはず。